満足度★★★★★
今が観時(みどき)/約80分津軽藩士大量殉難事件を題材に、我(が)を殺して長いものに巻かれたあげく痛い目に遭う典型的日本人像を毒っ気たっぷりに描いた秀逸なダークコメディ。再び日本が全体主義に向かいつつある今この時期にこの作品を観られたことに、とても意義深いものを感じた。ドタバタ色の強い前半部では、山田百次と河村竜也の息ピッタリなコンビ芸を満喫。津軽弁によるリズミカルでバカバカしい掛け合いに最盛期の加藤茶&志村けんを思わせる見事なドタバタが加わって、じつに愉快でした。
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2016/01/04 13:43
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