満足度★★★★★
ノスタルジー松本哲也さんの作品からは、いつもノスタルジーの匂いがする。作家として向田邦子の、演出として久世光彦の醸し出す昭和の家族の匂いがする。可笑しくて切ない。そして全ての登場人物が、ダメ人間なのに愛おしい。高校中退のヤンチャ娘の小園茉奈さんのやさぐれ感がたまらなく可愛い。親に逆らう感じも、それでも母の愛に包み込まれちゃう感じも、みんな愛おしい。次にアイツと遭遇した時には、やっつけてしまう気がする。鍋にしちゃう気がする。
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2016/01/04 11:40
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