満足度★★★★
美術も演者も豪華話自体は面白くないと思うのに面白かったと感じたのは役者さん、演出が良かったのか。特に段田さん、公園さん、神野さん、赤堀さんが印象的。段田さん演ずる軍医チェブトゥイキンの台詞に「もしかしたら、おれは人間でないのかもしれん、ただこの通り、おれには手も、足も、頭もあるふりをしているだけなんだ。もしかしたら、おれは全然存在していないのかもしれん。」こんなのがあったのだけど荘子の『胡蝶の夢』が思い浮かんでちょっと面白かった。チェブトゥイキンも古い新聞ばかり読んで儚さを感じていたのか。相変わらずパンフレットが充実していて嬉しい。
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2015/12/14 15:01
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