満足度★★★★
美術も演者も豪華
話自体は面白くないと思うのに面白かったと感じたのは
役者さん、演出が良かったのか。
特に段田さん、公園さん、神野さん、赤堀さんが印象的。
段田さん演ずる軍医チェブトゥイキンの台詞に
「もしかしたら、おれは人間でないのかもしれん、ただこの通り、おれには手も、足も、頭もあるふりをしているだけなんだ。もしかしたら、おれは全然存在していないのかもしれん。」
こんなのがあったのだけど
荘子の『胡蝶の夢』が思い浮かんでちょっと面白かった。
チェブトゥイキンも古い新聞ばかり読んで儚さを感じていたのか。
相変わらずパンフレットが充実していて
嬉しい。