プラスチックレモン 公演情報 アマヤドリ「プラスチックレモン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    好みではない
    ブレーンの宇宙学を軸に作り出した本。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    宇宙の光や音、科学や物理の説明などは確かに的をついている。家族や恋人がバラバラになって違う星にトリップしなければならない心の描写などを表現するさまは哲学的だった。

    一度トリップされると戻って来られるのが一万年先という、もうその頃は死んでるじゃん!という理不尽劇だからこそ、離れ離れになる人達の緻密な描写を必要とするのだが、とにかく機械的な動きやセリフは幾何学的な冷たい空気が感じられて好みの舞台ではなかった。

    芝居と言うよりも、説明に重視をおいた舞台だから、楽しめなかったと同時に、あまりにもマニアックになってしまうと、大衆からは支持されないのは常だと思う。趣味で劇団をやっていくならこれでもいいのだろう。しかし、趣味だけで終わらせたくない場合、違う視野を持つのも必要だろうなぁ、と思った舞台でした。

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    2008/11/02 01:01

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  • はい。難解でした。ってか、言ってることはモットモなのよ。モットモなのだけれど、セリフが機械的で好みではなかった。つまり、人間にそっくりに作られたロボットがしゃべってる感覚。

    ああ、たぶん、そうなのかも。説明を追うことでその事だけを考えたり光と視覚の速さの関係性とか、ふんふん。と納得はできるし、脚本家は物凄く勉強してるのも解るのだけれど、マニアックすぎてワタクシの感情を刺激することが出来なかった。つまり、ワタクシにも得意分野はあるわけで、その得意分野から外れてしまうと全く興味を示さない、というのが本音。

    これまで科学的な分野の芝居は何本も観てるけれど、それは物理学者の物語だったから、そこには物理の説明だけでなく当時の学者の生き様や物語が絶妙に加味されててひじょうに楽しめたのよ。

    んー。その通りですねん。まあ、評価と言うのは大衆が評価する訳だから、ある程度大衆向きに物語を作らないと受け入れる観客は限定されるということよね。まあ、その枠の中で生きていければいい、と思ってるならそれはそれでいいのでしょうけれど(^^;)
    この部分で、個性という概念に縛られ続けるかどうかがブレルところでしょうね。

    たま~に役者の中には商業演劇にはなりたくない。なんておっさる輩がいらして、ワタクシ、その真意が解りません。そもそも商業演劇とそうでない演劇のくくりなんて観客は関係ないでしょ?
    良いものを見せてくれればそれで満足な訳だから。そういう役者は驕り以外の何物でもない。

    2008/11/02 12:18

    宇宙学・・?
    何やら難しそーな・・。
    題材が余り専門的になると、ちょっと入りにくいですね・・。

    以前宇宙ステーションを題材にした作品を観た時感じたのですが、専門用語が余り沢山飛び交うとそこでひっかかってしまって、お芝居自体の味、感激が薄れてしまうような違和感を覚えたことがあります。

    お芝居ですから、やはり自然にストーリーの世界に入れるような感じがあれば一番いいんでしょうけど・・。

    2008/11/02 04:27

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