満足度★★★★
すばらしい様式美闇が深く、きれい。相対した光も。様式美が確立されており、ぶれない。濃密(かつ、どこか空虚な)空間。鍛えられた役者。完成度の高さに頭が下がります。脚本の「頭いい人が書いたんだろうな」感も、個性であり説得力であると感じました。身体表現付き叙事詩、と形容したらいいでしょうか。ただいつも「どんなに美味しい料理でも全部同じ味付けだと飽きる」とは思う・・・のですが、じゃあ改善した方がいいのかというと、そうも思いません。この劇団さんは、立夏さんの思うままに、固定も変容もしていくのが最善なのだろうという気がします。
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2015/12/06 17:45
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