幼女Xの人生で一番楽しい数時間 公演情報 範宙遊泳「幼女Xの人生で一番楽しい数時間」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    準備
    面白い。100分。

    ネタバレBOX

    「幼女X」
    変な髪型の弟(埜本幸良)と、精神的に起伏のある姉、その娘(幼女)、後々癌が見つかる母が新宿御苑で遊んで、徒歩20分程度の高層マンションで金持ちな姉の夫と飯を食べる。その帰りに母が倒れ、弟は夫のポルスケ(ポルシェ)に傷をつけ、娘のパンツを咥えてオナニーする。
    姉の元彼で敵を探し彷徨っている男(大橋一輝)と姉らが御苑で会って、(弟が遅れたせいで)一緒に飯を食べる。結局敵が出ないから学校を覗いて女先生に握手してもらえないし、バイトは首になる。連続幼女強姦魔逮捕の場面に居合わせ、強姦魔に金槌で襲い掛かるも警官らに取り押さえられ、果ては自身の頭をハンマーでボコり死ぬ。

    序盤の生まれる準備が出来てないという赤ちゃんの叫びという映像導入が上手い。根底から不安が付きまとう感じ。敵を探してた男の、社会不適合な性質とその母に宛てた手紙という構成がいい。
    一転、ややハイテンションな腋臭を気にしちゃう弟が、玉の輿にのった姉(とその夫のオーラ)に戸惑い、わけもわからず、娘への性癖も込みで奇行(変態プレイ)に走っちゃう感は、なんとも言えなくなる。
    両方とも、現代的な病みという気持ち悪さが生々しい。
    時に姉らの言葉を映すという映像の使い方も面白い。セリフを聞かせるのでなく読ませるのは、(客の持つ)気持ちを増幅させてくれるのかなと。

    「楽しい時間」
    正直眠くて仕方なかった。

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    2015/09/03 20:44

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