満足度★★★★
初見ブラジルの舞台はまだ観たことないし、その主宰で、脚本家でもあるアン山田氏の作品も未体験。という現状で、今回の作品を観た。不条理なモノ?、やたらに凝ったモノ?と構えていたが、何のことはない。非常に分かりやすい、シンプルな内容!しかし、喜怒哀楽がギュッと詰まった話しだけに、大きく笑うことなくなく息を呑んで、舞台を凝視していた。独特の世界観にひきこまれ、チョコチョコ挟まれている笑いに吊られた時、ふと井伏鱒二の「山椒魚」の自嘲の笑いと同じような気がした。
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2015/09/02 20:38
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