満足度★★★★
凄かったね
ラストシーンの紙吹雪である。ステージのみならず,客席にまで,しかもあんなに大量に降らせるとは・・・圧巻だった。服やバックの中にまで入ってしまい,終演後,すべて落とすのが大変だったくらい^^;さて,本題の芝居内容であるが,前作の「観てきた!」でも書いた記憶があるが,東方守護の芝居には男はいらないと思う。みな,十分魅力的で男役も張れるので,敢えて男を入れる必要性はなく,また,艶やかな舞台を作り上げるという東方守護の魅力も削がれるのではないか。あと,遊びも悪くはないが,遊びを削り,休憩なしの2時間弱の芝居にした方が,東方守護の世界や凛々しさを貫けたのではないだろうか。もちろん,この芝居も悪くはなく,十分楽しめるものであったが,この劇団の絢爛のイメージを高めるためには,そうあって欲しいという戯言である。次回作を期待します。