満足度★★★★
男性を演じる男優さんと、女性を演じる女優さんと、
男性を演じる女優さんが、皆さん宝塚ばりのキメキメメイクで登場され…
一部のコメディリリーフ役柄の方を除きとにかく皆さん美男美女揃い!
衣装や小道具も細かい所まで凝っていて豪華だし、ダンスも殺陣も本格的で、
前のめりで見入ってしまいました。
少々狭い劇場でしたが、狭さを逆手に取ったような、客席の通路を
縦横に花道代わりに使われる凝った演出で、たびたび後ろを振り向きながら
観劇。滅多にないスタイルでした。
一幕は所々に笑える場面が挿入されていて、なにか少女マンガの舞台化
作品を観ているような気分でしたが、二幕は一気に盛り上がり、大団円。
主役アテルイの最期で紙吹雪に続いて白い鳥の羽根が舞い降りて来たのに
驚いていたら、続けて客席全体に大量の紙吹雪が落ちて来ました。
「お身体に付いた紙吹雪を落とされてからご退場下さい(ちょっとうろ覚え)」
のアナウンスも初体験でとにかく新鮮でした。
東方守護さんの次の公演はチケット買って観ようという気になりました。
ありがとうございました!
満足度★★★★★
阿弖流為
一般的に自分は英雄が嫌いである。Baudelaireではないが、英雄とは、自らの精神を大衆的次元に引き下げた者に過ぎないという彼の定義に賛同するからである。
だが、何事にも例外はあるというではないか?
満足度★★★★
千秋楽観劇です
幻想時代劇と冠した通りの舞台表現でしたと感想♪
様式美を感じさせる衣装や芝居が間近で楽しめた2幕約2時間半(休憩10分)の作品でありました
満足度★★★★
凄かったね
ラストシーンの紙吹雪である。ステージのみならず,客席にまで,しかもあんなに大量に降らせるとは・・・圧巻だった。服やバックの中にまで入ってしまい,終演後,すべて落とすのが大変だったくらい^^;さて,本題の芝居内容であるが,前作の「観てきた!」でも書いた記憶があるが,東方守護の芝居には男はいらないと思う。みな,十分魅力的で男役も張れるので,敢えて男を入れる必要性はなく,また,艶やかな舞台を作り上げるという東方守護の魅力も削がれるのではないか。あと,遊びも悪くはないが,遊びを削り,休憩なしの2時間弱の芝居にした方が,東方守護の世界や凛々しさを貫けたのではないだろうか。もちろん,この芝居も悪くはなく,十分楽しめるものであったが,この劇団の絢爛のイメージを高めるためには,そうあって欲しいという戯言である。次回作を期待します。
満足度★★★★
原点に戻って!
舞台衣装の素晴らしさは本当に大劇場の商業演劇に匹敵する。
殺陣、歌、ダンス、照明も美しい。
ラストも煌びやかで劇的な演出は印象深い。
男性交えての芝居も良いのだが、
東方守護の女性たちは皆魅力的なので次回はぜひとも女性だけの芝居を期待する。
満足度★★★★
魅せる芝居
宝塚歌劇または劇団四季の公演のようなイメージである。もちろんそんな大掛かりな観せ方になっていないが、その雰囲気である(と言っても、両劇団公演もそんなに多くは観ていないが)。華やかで魅せる公演という印象である。途中休憩を含み3時間弱は少し長いような気もする。
満足度★★★★
“プチ宝塚(?)”
千秋楽を観劇。
“阿弖流為”を題材とした、ミュージカル、書籍、映像から歌舞伎まで数多いが、“阿弖流為”はそれだけ魅力ある題材といえるのだろう。
さて、今回の“東方守護”による“阿弖流為”だが、
予備知識のない人にも充分楽しめる、ストーリーがわかりやすい作品になっていたと思う。
“阿弖流為”、“陰陽師エボシ”を女性が演じることによって、
何ともいえぬ人物像を醸し出し、“プチ宝塚(?)”といった感じで魅入ってしまった。
“田村麻呂”を演じた“椿誠之助”さんの迫力ある芝居もとてもいい。
満足度★★★
まさに幻想!
東方守護の舞台を初めて観て、迫力に圧倒されました。
アテルイについての知識がなくても大丈夫なように
分かりやすく作られていたので、
難しいストーリーでしたが、楽しめました。
ただ、舞台の位置が低く、
演者さんの動きが見えないところがあったのが残念です。
せっかくのダイナミックな演技なのに。。。
次回の公演も、楽しみにしています!