満足度★★★★★
戦争の周辺を垣間見ることができました。大戦といえば、軍隊・天皇陛下となるわけですが、その周辺にいろいろな人間模様・力学があり、外交官が反戦を唱えつつも、戦争への力動を抑えることがかなわなくなる。結果として、じわじわと戦争へと進むのだということがリアルに感じられました。ひたすら、反戦・平和を願って信じ、しかしA級戦犯になってしまった人たちのことや彼らの深い苦悩に触れることができました。戦後70年にふさわしく、重厚な設定、野木脚本の世界を堪能できました。
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2015/08/10 17:44
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