満足度★★★★
観客の心は劇団銅鑼さんの掌の上です。天晴でした!恥ずかしながら本音で書くと、前半は病気だからと許される攻撃性、引きこもって自分を守ろうとする狡さ、弱さ、短落さ、図々しさ、他者への依存…みたなものに嫌悪がありました。しかし後半には黒がグラデーションでグレーに、白に変わっていくように、登場人物への嫌悪が消えて行きました。逆に、そういう目で見て相手を排除しようとする自分の弱さに気付きました。結局“知る”ことに尽きるのだなぁ。価値観を変える必要なんてない。知れば自然と変わっていくから。
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2015/08/04 08:43
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