さよなら、三上くん 公演情報 monophonic orchestra「さよなら、三上くん」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題1458(15-106)
    13:30の回(晴)。12:45受付(いらっしゃったのは、つくにさん。整理券あり)、13:00開場。

    階段上がり、手前に椅子席、奥が舞台。壁一面黒、ここは図書館の2階、学習室という設定なので下手の階段も使います。

    黒い本、花、家具、モニター、ソファ...唯一、2つのテーブルが白。

    「時々は、水辺の家で(2013/12@画廊)」と本作で2作目。今回は特に、今泉さんが出るというので、ひとつは長いお休み(2014/4~)後、もうひとつは「てがみ座」以外の公演が初めてだということ、で楽しみにしていました。中田さんはもちろんシンクロ少女の作品。

    13:28前説(つくにさん、90分)、13:33前説(須貝さん、なぜか学生服姿)...で始まる~15:06終演。

    少し優しすぎるかな..と思ったり、いやいやこれでいいんだと思ったり。

    場所によるのかもしれませんが、少し寒かったです。

    ネタバレBOX

    文化祭の開催を巡る生徒と教師...というと「ナイゲン」。本作、始まったところではどうだろうと思ってしまいましたが、同じような要素を持ちながら、結局、台本のあとがきに書かれていた「三上」=「神を見る」という視点には思い至ることはできませんでした。

    放蕩息子の帰還...をわさわざ提示する必要があったのでしょうか?そうでなかったほうが素直に受け入れられたように思うのと、そこに至る緊張感が不足しているので、なにがそんなに問題だったのかがわかりませんでした。

    「神」が見えたとき、瞬間に視界が拓け、澄み切った晴れ上がりの世界が見えると物語がもっとイキイキしてくるのではないかと思いました。「追憶編」を観ていないので、関係のつながり具合がよく分からないところが残りました。

    今泉さんは、てがみ座の公演では意志の強い女性を演じることが多いのですが、本作、感情を発露させる役は新鮮でした。

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    2015/04/19 15:10

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