満足度★
ラジオの本質って
先ずは、他の人も書いていたが、エピソードを美化した現実離れのしらじらしさで構成しすぎです。
年配のヒルメロ世代の女性には良いのでしょうが…。
完全に間違っているのは、ラジオの本質をスタッフ(特に脚本家・演出家)がわかっていないことです。
特定の人々が出演までして、ラジオ電波の中で肉声で話し合うなんてものはラジオファンは求めていませんし、そんなプログラムはありません!
何かの悩みを抱える葉書での告白・相談があって、それに対してパーソナリティが答え、他の聴衆も意見を言いというのがラジオの構成です。
必ずそこには”音楽”がリクエストやプレゼントという形で登場します。
匿名の人々が自分を正直に話すという趣旨は合ってても、その後の展開はラジオではなくある種低俗なテレビバラエティの乗りでした。
ラジオを聴いていらっしゃったスタッフとは思えませんし、悪趣味な脚本でした。
オネエが好きな変な脚本家ですね。
しらじらしく、勘弁願いたい時間でした。
唯一の救いは、谷さんの声でしょうか。