祝/弔 公演情報 クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)「祝/弔」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    弔いの方が面白い!
    両方観ましたが、断然、「弔い」の方が面白いです。。

    何が面白いって・・・以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    お父さん役の猪股俊明さん!ひじょうにいいです。

    以前ハイバイの『手』でもお父さん役をやられてて、とぼけた味のある役者ですね。

    とにかく演技に気負いがない。
    やる気があるのかないのか・・・とにかく自然体だから、観ていて愉快千万なのだ!(^0^)




    栗田家の長男・優治は母・トメの葬儀を仕切るが、葬儀屋の「お父様の件ですが・・ショックでオカシナ行動をとる場合がありますが、そういう時は無視してあげたほうが回復が早いです。」との一言が発端となり父・唯吉はいつのまにか幽霊扱いされ、本人もすっかり死んだものと思い込んでしまう。。
    思い込んだ時点から彼の振る舞い、行動が途端に怪しくなる。。
    怪しいのに何故か落ち着いてみえて飄々とした印象さえ感じる。
    馬鹿馬鹿しいのだけれど、偉大に思えてしまう!(^0^)


    長男・優治の浮気が原因で、弔問客の関係がややこしくなり、優治はこの客達に早く帰ってもらおうと努力するが事態は更にややこしくなる。

    ドタバタコメディです。。

    父の即興葬式の場面でインド式テルテルの怪しい葬式やビルマ式スリランカの葬式など、本当に笑った!



    とにかく全体的に楽しい!可笑しい!たのおかなのだ!(^0^)



    舞台の和室のセットが素晴らしいです。
    畳もこの舞台の為に三角畳をオーダーしたようで、隅の三角部分がまだ新しかったです。


    いあいあ、ホント楽しい!(^0^)

    2

    2008/09/08 01:42

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  • おーじ>
    そう!そうなのよね。コメディな場面が多いですよね。
    暗いお葬式の空間になんですか・・馬鹿馬鹿しくもコミカルな雰囲気は良く合うのかも。。
    考えてみたら、真逆の設定だから、観てる観客は面白い!って事になるのかも・・。

    遠くで見たら悲劇でも近くで見たら喜劇です!(^0^)

    どちらも(祝も)誰かを騙す部分では同列です。

    はい、楽しかったですよ~(^0^)


    お父さん役の猪股俊明さん、おーじ、観た事ない?
    何処にでもいるような一般的なおとーさんなのよ。外見は。
    だから、いい。
    アクもなく物凄く個性を押し出すような役者じゃあないのよ。
    だから、いい。
    なんだか、雰囲気がとぼけてる。
    だから、いい。
    何をやっても・・・セリフを噛んでも間違えても許せるようなタイプなの。

    まあ、しょうがないじゃん!って。(^0^)

    2008/09/08 22:20

    「弔い」って、意外と演劇の題材に採り上げられることが多いですよね・・。
    人生の最期を送る儀式ながら、(自分が観た作品では)厳粛さや荘厳さよりも、どこかコミカルなスポットの当て方が多いように思います。
    もっともテーマ自体が本来深刻な状況ですので、ひたすら涙々で来られても、それはそれで困ってしまうのですけど・・。

    この作品も、コメディーの色合いが濃い作品だったようですね・・。
    色々な国の儀式を採り入れたところなんか、とても楽しそう・・。

    現実の世界ではどうしても湿っぽくなるものでしょうし、やはりお芝居の中ではカラリと飄々としている方が、味があっていいんでしょうね。

    2008/09/08 21:35

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