満足度★★★
味わいがあるも終盤の演出が好みでなかったのが惜しいアガサ・クリスティの初戯曲を神奈川県指定有形文化財である大倉山記念館のホールで上演。正統派推理劇である内容はもちろん、ホールを邸宅内、舞台部分を“現場”に見立て、本来の客席部分の真ん中を花道にした対面客席という使い方も味わいあり。がしかし、大団円で真犯人とポアロ、ジャップ警部との会話がまだ続く中、早目にラテン風のジャズを(しかも大きめの音量で)流したのは映画かドラマのようで興醒め。演出家と自分とのセンスに相違があったようで残念。
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2015/01/31 09:06
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