[EKKKYO-!]  冨士山アネット・快快・劇団山縣家・ピンク・夙川アトム・FUKAIPRODUCE羽衣参加! 公演情報 冨士山アネット「[EKKKYO-!] 冨士山アネット・快快・劇団山縣家・ピンク・夙川アトム・FUKAIPRODUCE羽衣参加!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ひとつの枠に留まらないジャンルというけれど
    冨士山アネット初の主催イベントは、演劇、というよりもダンスのジャンルの色合いが濃かったように感じる。


    以下はネタバレBOXにて。。

    ネタバレBOX

    超満員の客席だったが、各団体にそれほど、笑いが起こらず割りに静かだったのはダンスっぽい、演劇とはちょっとかけ離れた演出にあったからだと思う。

    冨士山アネットやピンクの関しては殆どダンス。
    快快は画像の使い方が上手かったけれど、やはりダンス色濃く、同居人と喧嘩をしながらもいなくなればなったで寂しいと感じる孤独への寂しさを淡々と演じる。

    劇団山縣家は家族で恐怖の出来事を語り合うが、それほど恐ろしいものではない。(^^;)


    夙川アトムは紙芝居を使ってのコントと歯が抜けるコント。




    何が面白かったって・・・FUKAIPRODUCE羽衣だ!
    あの不思議な空間が良い。
    3組の男女が歌どおりのSEXをしてるシーンだが、その動きがコミカルなんだよね~(^0^)
    よくよく観るとこの3組はそれぞれの動きが単調だけれど全く違う。芸術らしく見せてる!(^0^)

    一人のギタリストが作曲を作るという設定なのに、ギターを弾けないギタリスト。
    当然の事ながら、そんなだから作曲もできない。
    馬鹿馬鹿しいけれど、そのアンバランスさの演出が見事だ。

    んじゃ、歌が上手いのかい?(・・;)と思いきや、歌も下手なのだ。。

    しかし、この団体に限っては歌は下手でもいいのだ。
    だって、歌を歌う場面では歌を披露している訳ではない。
    観客に感動を与えようなんてこれっぽっちも考えちゃいない。
    頂点を極めたビートルズがふてくされて、というか、世の中の全てを見尽くして悟りきってしまった後のだれたような歌い方なのだ。。

    更に詳しく言えば、ブロードウエイの道端で客をキャッチしてる売春婦が祭りの後にステージに呼ばれてダルダルだけれどマスターに叱られるからと頑張ってるフリをしながら踊って歌ってる。そんな光景なのだ。。


    なげやりというか、とりあえず歌えばいいんでしょ!というか、客をなめきってるけれど楽しませてる。

    そんな光景なのだ。。


    いあいあ、素晴らしいです。。
    今回、羽衣のあのステージを見られただけで満足です。。
    本公演も行ってみよう。。

    全体的な星は個人的には2つだけれど、羽衣に+1あげよう!(^0^)

    以前、イギリスで見た舞台のパフォーマンスに似ていた。その舞台もどこまでもシュールで何やってんだか!と感じたけれど漂う空気の果てしない現実とのギャップに魅せられた舞台だった。。


    羽衣・・・素晴らしい!






    2

    2008/09/03 16:22

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  • おーじ>
    この間の「15 MINUTES」の公演とは全く、カラーが違いました。。
    はい、ダンス色でした。。

    前回の羽衣の本公演は見てないから、一体どんなカラーなのか分からないけれど、今回の羽衣のカラーは好みでした。

    ええ、本公演は是非に観たいです。

    好きな劇団とか好みの劇団を探すのには、こういった企画は重要ですね。。
    ただダンスより芝居の方が好きではあります。。

    2008/09/03 23:30

    最近よく、こういうショート・ピースをご覧になってらっしゃいますね・・。
    沢山のユニットを短時間に一遍に観れるというのも、こういう企画の良いところですね。
    内容は、お芝居というより、ダンスの色彩が濃いイベントだったのでしょか・・。

    羽衣、なかなか楽しそうでいい感じですね・・。
    ブロードウェイの売春婦のくだり、なんか例えが絶妙で情景がリアルに浮かんできます。

    こういったちょっとした企画で、新しい劇団を発掘するのも嬉しいものでしょうね・・。
    本公演も楽しみですね・・。

    2008/09/03 22:36

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