満足度★★★★
笑いとシリアス部分のバランス配分が絶妙修学旅行の行く先に関する高校教師たちの数日間にわたる議論。基本的には娯楽作品の体であるが、原発事故被災者の複雑な心境や放射線関連の科学的データがごく自然に織り込まれているバランス配分が見事。また、「ダークツーリズム」の是非も問われるが、この作品自体がそれを体現しているようなところが巧み。ただ、劇中で日が替わる度に前日の様子を語るのは親切ではあるが、ややくどいかも?
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2014/12/20 23:22
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