或ルゴリズム~duplicate~ 公演情報 電動夏子安置システム「或ルゴリズム~duplicate~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    人間が人間であることの証明とは
    2部屋ぶち抜きのような縦長の空間中央をほぼ全て舞台として使用。
    その周りを2列の客席で囲むようなセットになっていました。

    モニタ3台?が設置されていたので、見づらい場所をフォローするためのものかと思いきや、別の用途に使用されていました。

    3館同時上演の元となった物語、との言葉通り、
    人間ピタゴラスイッチ的なギミックはとても似ていると思いました。
    ただ、こちらの方が人間の機械に対する扱いなど、よりブラックな感じ。

    誰も幸せでない、悲しみを覚えるような結末。
    後味はあまり良く無かったです。

    ネタバレBOX



    [memo]
    密室で気を失っていた7人が目を覚ます。
    うち4人(1号、3号、4号、7号)は見た目は人間だがアルゴリトミと呼ばれる機械。
    人間を殺したいほど憎んでいるが、記憶を失っていて自分が何者であるかも分からない状態。
    アルゴリトミは3つまで行動をプログラムすることが出来る。
    (肩を触ると腕を振り下ろす、お尻を触ると強さを変える、逆の肩を触ると止める、など)
    残りの3人は人間であることがバレると危険なので、アルゴリトミになりすまそうとする。
    飯網が一人だけ助かろうとしたことを発端に仲違いを始める人間3人。
    アルゴリトミはそれぞれのプログラムを利用して人間3人を檻に閉じ込めることに成功する。
    外に逃げようとするが、1号は手から伸びている紐(プログラムのやり取りに使う器官)を引きちぎった後に動作停止。
    実際に人間を恨んでいたのは3号だけで、その理由は人間の命令により毒キノコを食べて死んだ6号が父親だったため。
    そのことに気付いた飯網は自ら毒?を飲む。

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    2014/12/07 01:49

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