満足度★★★★★
いつもより身近な芝居いつものワンツーワークスの舞台として“物足りない”という方も少なくないが、私なぞは単純な方なので、そのいつもがかなり重く感じてしまい、上手い劇団・見応えのある舞台とわかっていても、ちと敷居が高い。しかし、今回はかなり近いところまで降りてきてくれたなぁと、身近さを感じた。木の香りに見えないはずの海の風景、そんなものを感じながら、「妻となる女」の相反する想いに添うように観ていた。一人ではなく見守られていたというラストには、どうにも涙が滲んでしまっていた。こういう肌にやさしく触れてくる作品なら、また観たいものだ。
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2014/11/29 11:49
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