満足度★★★★★
無題1306(14-355)
15:00の回(曇)。14:58開場、15:05前説~16:05終演~16:25トーク終了、本作は佐東さんのソロ。
「歌謡曲 童謡 オペラ ロック どんなうたでも踊る」に偽りナシ。勅使川原さんの解説によると20曲くらいありましたが、クラシック、童謡、歌謡曲、フォーク、ハードロック、都々逸、アレンジもいろいろ。
白いシャツを着た佐東さん。白は影、黒は光を生み出し、冒頭のシルエット、透き通った上半身はこの世のものとは思えないほど。
始まりの2曲が最後にも繰り返されますが、ゆったりとした動きは温かい湯舟につかり、全身の力を抜き、自然に揺れる身体、眠っているようで起きているような微睡、音楽にすっかり身を委ねているような気がしました。
始まりから再び始まる「うた」はきっとさまざまな「踊り」を創りあげるのでしょう。
チラシに「ハリー」公演の案内がありました。海外公演「ソラリス」からの「ハリー」..映画では「ナタリア・ボンダルチュク」が演じていた「お客さん」ですね。これがUPDATE DANCE、今年最後の作品のようです。