満足度★★★★
深読みしながら楽しむ画家生命の危機に瀕した若い女流画家と彼女をとりまく人々の物語。他者の画才にたじろぐ者、他人は他人、自分は自分と割り切る者や画家を志しながら諦めた者など、松木主宰の演劇に対する想いや経験の隠喩と深読みしながら観てあれこれ得心。こんな風に真偽のほどはともかく、勝手に深読み(時に誤読)できる芝居って面白いんだよな。ま、某作曲家に着想を得たのでは?というのは誤読だったが…(笑)。あと、カンバスのフレームあるいは額縁をモチーフとした舞台美術もステキ。
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2014/11/03 23:56
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