久しぶりのガチな不条理劇、
きつかったです。ストーリーは比較的追いやすく、不条理劇という感じはあまりしない。ひたすら演劇的と言う感じ。観客に理解と我慢を強いる感じだ。ダンスシーンの意味が何だかよくわからない。ダンスシーンを入れる意味が、脚本が書かれた当時と現代では違っているような印象を受けた。一つには、ダンスシーンにあまり美しさが感じられない。現代ではいかなる場合でも美しさが求められるような気がしますが・・・・。むしろ台詞の邪魔になっている感じ。舞台が終わってから1960年代に描かれた脚本ということを知り、なんだか納得した。お姉さんの台詞の美しさなどが、現代では却って虚しい。