音楽劇 ガラスの仮面 公演情報 彩の国さいたま芸術劇場「音楽劇 ガラスの仮面」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    雨のシーンが美しい。
    この物語は散々アニメで読んだものだから、どんな芝居か興味はあった。

    演出が素晴らしかったです。


    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    かつて、舞台『紅天女』で主役を演じ、大女優と謳われた月影千草は、芸能界を引退し、今は静かな生活を送っていた。

    そんな月影の下をたびたび訪れる大都芸能の社長令息・速水真澄と演出家の小野寺一は原作者から『紅天女』の上演権を譲られている月影から上演許可を得て、女優の姫川歌子主演で『紅天女』を上演しようと企んでいた。

    しかし、月影は『紅天女』の主演は自分もしくは自分が育てた女優にしか演じることは出来ないと言って、彼らの申し出を拒絶する。そして、10年待って、自分が育てた女優が大成することが出来なければ、上演権を譲ると言い放つのだった。

    月影が目をつけていたのは、貧しい家庭で育った少女、北島マヤだった。マヤは実の母親から「何の取柄もない」と嘆かせる平凡な少女だったのだが、一度見た芝居や映画のセリフや役者の動作を正確に記憶するという特技、本能的に役を理解し役に憑かれたかの如く演じるという底知れぬ才能があった。

    そんなマヤの秘められた力を月影は見抜く。マヤもまた次第に演劇の面白さに目覚めていくのだった。

    ある日、ひょんなことから、マヤの演技を目にした姫川歌子の娘・姫川亜弓はマヤの演技に衝撃を受ける。父は有名映画監督、母は大女優という両親の一粒種である亜弓は、美貌と才能と卓越した演技力で芸能界においてサラブレッドと謳われており、それまで脅威を感じる相手に出会ったことはなかった。

    月影はやがて、後継者育成のために劇団つきかげを旗揚げし、女優を目指すために家出をしたマヤはそこの奨学生として、月影のもとで演劇の勉強をはじめる。やがて、劇団つきかげで頭角を現したマヤを亜弓はライバルとして認め、二人は互いに切磋琢磨しながら、演技を磨いていく。

    一方、『紅天女』の上演権を手に入れるため、速水と小野寺は劇団つきかげをつぶそうといろいろと画策していく。しかし、どんな嫌がらせにもめげず、ひたむきに演劇に情熱をかたむけるマヤの姿に速水は心打たれていく。露骨な汚い手を使わないよう、小野寺を牽制する一方で、速水は、あしながおじさんのように匿名でマヤを支えるが、速水のマヤに対する思いは次第に恋愛感情へと変わっていくのだった。




    埼玉芸術劇場の舞台って物凄く奥行きがあるのね。
    それをふんだんに使ってのびのびと役者陣が演技をしてました。

    特に演出が素晴らしいです。
    ガラス張りで客席を映す場面や、雨のシーン。。
    大量の雨が降ってるにも関わらず、水はけがいい。
    舞台の仕組みがどんなになってるのだろうか・・?
    上から雨は振っていますが、床に落ちた水滴はポチャンポチャンと水が跳ねる水渋きの輪が出来るように床から細工されています。

    前列の観客は濡れなかったのだろうか??


    月影千草(夏木マリ)はアニメとまったく同じでした。。
    よくもあれだけ似せたと関心するくらい・・。

    舞台として客席も使用する場面が多かった。
    これはいい。観客と一体になれる。
    まさに舞台上の芝居だから、実際の観客が芝居のなかでも観客になってます。



    いあいあ、何が良かったって、夏木マリの演技は素晴らしいです!(^0^)

    2

    2008/08/18 10:38

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  • ワタクシもこれは眼中に無かった!
    他の作品を観にいったら、ガラスの仮面を同劇場で公演してるのを見かけて、当日券で観たのよ。
    いあいあ、観て良かった!
    漫画で読んでると思い入れが違うものね~。。

    2008/08/25 10:39

    あぁ~!!観たかった!!
    私も散々漫画読んでたんですよねぇ~あぁ~残念。。。
    一度、舞台をみてみたかったんですよねえ~リサーチミスっすなぁ~。

    その素晴らしい演出、目にしたかった♪

    2008/08/25 09:32

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