おとなずかん ①今日ほど素敵なショウはない。 公演情報 ハグハグ共和国「おとなずかん ①今日ほど素敵なショウはない。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    やっぱりと、転々と
    誰を中心にした話か、しばらく迷いました。

    ネタバレBOX

    開始前から、緑の魔女のようなキャバレーのお掃除おばさんが舞台を掃除していて、お芝居が始まると歌い手たちの登場でキャバレーの話かと思ったら、即そういうシチュエーションをしつらえての演劇療法と判明し、あっという間に現実のキャバレーからおさらばしました。今時そんなキャバレーないですからね。

    最初に案内役の少女が大人ってなんだろうみたいなことを喋ってはいたものの、ナンバーワンを演じた女性患者が主役かと思いながら見ていましたが、結局はこの患者の母でもあるお掃除おばさんを演じた塔子が主役でした。

    塔子は脳腫瘍か何かで治療を受けていて、それが原因か、それとも我が子を手放さざるを得なかったような過去があったことが原因か、あるいは元々大人になりきれず、育児ノイローゼ的なことがあって子供を手放したとすれば、大人になりきれなかったことが原因か、妄想の中であの少女を見ていたのでした。

    なりたい大人になれた人なんていないと思います。

    患者たちは退院しました。他の患者たちはももクロを歌って元気になって治りました。ナンバーワンを演じていた塔子の娘も恐らく治ったのでしょう。塔子の精神面はどうなったのでしょう。妄想の少女とは死ぬまで一緒でした。

    そして、電車の中で答え合わせのペーパーを読んでまあびっくり、謎の男の子みたいなのまで多重人格的妄想だったとは。不必要に複雑でした。

    ただ、ペーパーに書かれた作家さんの文章から、今後もこのような感じの作品が誕生するであろうことは窺えました。心理カウンセラーの資格を持っている、そしてその資格を取るに至った経緯を述べた作家さんの意志表明のペーパーでした。

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    2014/09/27 11:20

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  • 何か、後付け心理学の最後っ屁みたいな物言いですね。

    「これからも楽しい観劇ライフを送ってくださいませ。」の文章は要りません。余計なお世話です。

    2014/10/02 17:46

    ご来場ご観劇いただきありがとうございました。
    お芝居の楽しみ方はいろいろあると思うのですが
    私がお芝居を続ける理由は描きたいものがあるということで、
    それはとても複雑な情景です。
    答えはひとつではないことが自分の中の答えなのですよね。

    だからこそ。
    お客様はお芝居を、答えを選択してゆくことができる、
    それも楽しみのひとつだと思うのです。

    これからも楽しい観劇ライフを送ってくださいませ。
    貴重なお時間をいただきありがとうございました。

    久光真央

    2014/09/30 11:07

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