満足度★★★
展開に戸惑い前半と後半の作風がガラッと変わってしまい少々戸惑う。冒頭浮かび上がる十字架や母親が抱きしめるぬいぐるみがラストにつながるのだが、単純で安っぽい演出に感じてしまう。そもそもいじめの問題をコミカルに描くことに違和感を覚えるし、母子の愛情物語に結び付けるための呼び水としての役割になってしまっているのが残念だ。結果、後半のドラマティックな演出は作家の思いが空回りしているように感じた。役者陣の熱演で何とか救われた。余談だがラストのストップモーションは少々長く感じた。
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2014/09/17 13:23
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