満足度★★★
展開に戸惑い
前半と後半の作風がガラッと変わってしまい少々戸惑う。冒頭浮かび上がる十字架や母親が抱きしめるぬいぐるみがラストにつながるのだが、単純で安っぽい演出に感じてしまう。そもそもいじめの問題をコミカルに描くことに違和感を覚えるし、母子の愛情物語に結び付けるための呼び水としての役割になってしまっているのが残念だ。結果、後半のドラマティックな演出は作家の思いが空回りしているように感じた。役者陣の熱演で何とか救われた。余談だがラストのストップモーションは少々長く感じた。
満足度★★★
この主題にイジメは・・・?
親子の愛の深さと受け入れ難い家族の死を描きたかったのだろうが、いじめ問題の話が長く、主題がボケ気味だったように思えます。
通常でも家族の死は受け入れ難く、いじめの問題をとりあげるとそれだけで強い印象を受けてしまうので、別の表現のほうが主題を伝えるにはよかったのではないかと思います。
役者の皆さんは熱演でした。
満足度★★★
子供のいじめ問題を主観で感じる
学校で公然の中、教室から少年が飛び降りた。
これは事故だったのか。それとも・・・。
難しいテーマでありながらコミカルに進めようとする物語に違和感。
笑いを誘う台詞も数多くあったが、笑える空気ではなかった。
物語全体を見て思うのは、この作品は誰かの思い入れから始まったのかな、
と思わせるほど後半に大きな主観が乗っていて、そこがモタついたかな。
全体的には楽しく観劇させていただきました。
ありがとうございました。