満足度★★★★
天草に原爆を落とす日
さよなら、なつやすみ の発展的作品である本作もまた、つかこうへいの広島に原爆を落とす日のオマージュ的作品と考える。前作では普天間に原爆を落とさなかったが、今回は愛を貫くため、天草に原爆を落とした。この結末をみても、よりつか作品に近いものとなっている気がしている。明日は馬場徹の広島に原爆を落とす日を見に行く予定であるが、再度検証してみたい。
今回初舞台で主演をした泊さん、課題は多いが、度胸は大いに買えた。今後の成長を期待している。
客演の戸田さん、この人の舞台を見るのは弁護士バイロン以来であったが、EOEに似合う女優さんでした。何より演技が上手い。
なお、今回をもって看板女優の絶対エース平澤有彩が卒業を発表した。しかしこれは新たな出発であり、むしろ我々ファンにとっては残念に思うのではなく、喜ぶべきことかも知れない。今回は一人二役という新境地をも魅せてくれた。恐らく今後はEOEでの客演も含め、いろんな場所で彼女の熱演を見ることができるようになるだろう。今後の劇団EOEの発展と、平澤有彩の活躍を祈るばかりである、
2014/09/13 09:15
お早う御座います。
劇団EOE制作部の佐藤望です。
お忙しい最中、書き込み頂きまして、有難う御座います。
また、連日のご来場頂きまして、誠に有難う御座いました。
沖縄から天草を舞台に移して
新作としてお届けした今回の『懐郷物語』
如何でしたでしょうか。
今回のラストシーンが稽古場で初めて姿を見せたのは
本番一ヶ月前のことでした。
その時の稽古場の雰囲気は異様なものでした。
これだけの熱量を一ヶ月後、お客様にお届けする。
その事実に、全員が驚愕したことを覚えております。
今回の公演をもちまして、平澤から卒業宣言が飛び出しましたが
現段階のところ、卒業公演の詳細は決定しておりません。
決定次第、詳細は発表致しますので、もう少々お待ち下さいませ。
そして、卒業後も、劇団EOEは彼女に対してオファーを送ります。
私達も、彼女とは、まだまだ作品をつくりたいと考えております。
その中には、Tsukasan様ご待望の作品も御座います。
まずは、「卒業公演」を楽しみにお待ち下さいませ。