満足度★★★★★
登米裕一は禍福があざなわれた人生という奇なものを相変わらず描き続ける。/約75分
「東益平7丁目団地防衛隊」。。。
観終えた後、このタイトルが甘く、酸っぱく、ほろ苦く、いろんな味を帯びて胸に沁みてくる素晴らしい人間ドラマでした。
それにしても、演劇学校の卒業公演だってのに、皆さん演技うますぎ。
「公演の主旨を考えてもっと初々しく演じなさいな」って言いたくなるほどに(笑)。
ともあれ、どの役者さんも、それぞれの役に付与されたビミョーな個性をきっちり表現されていてお見事でした。
アイドルソングに合わせて一同がハジけて踊る合間合間のダンスシーンがとても効いていた。