東益平7丁目団地防衛隊 公演情報 東益平7丁目団地防衛隊」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★

    お見事!
    いつもながらここの卒業公演はレベルが高い。講師の薫陶の賜物でしょうが、生徒さん達も一所懸命なさっていることでしょう。おっさんにとっては懐かしい気持ちになる作品で、身に沁みました。

  • 満足度★★★★

    思い出と時の経過
     東京からは結構あるが、まあ、ベッドタウンにはギリギリ入るかも知れない。郊外のマンモス団地。第7だけで、住人は1500人を数得る。このエリアの親達は、どういう訳か、
     地域親交に熱心で、クリスマスパーティーやら、花火大会やら、潮干狩りやら、矢鱈、団地の皆でやりたがる。自然、ここで育った子供達も、そんな機会に知り合って友達になり、一緒に遊ぶようになった。中でも優等生トクヤマ、トクヤマのライバル、タッツン、要領のいいオオタケ、宇宙人に攫われたと噂があり、超能力の特訓に余念のないカズ、そして、頭が悪いフリをしながら、結構、やることはやっているマッキーの5人組は、第七団地防衛隊、通称、7団を結成したメンバーであり、大の仲良しである。(追記後送)

    ネタバレBOX

     何時も仲良く、時の経つのも忘れて一緒に遊んでいた5人だが、時の流れは残酷だ。中学になり、高校になりと成長するに従って、幼馴染の友人と遊ぶより、通っている学校の友達とつるむことが多くなる。それで、次第に疎遠になっていた。だが、高校2年の時、団地でクリスマスパーティーを開催しようと言うことになり、高校生達にも声が掛けられた。当然、かなり中心的な働きをしなければならない。雑用も当然だが。しなければならないことが多い以上、仲間全員に声を掛け参加して貰うように運んだ。だが、暫く会っていなかった以上、其々は、其々の事情を抱えていた。それらの話が、展開される。而も、それは思い出話としてである。というのも、トクヤマは、高校を出て十数年後、TVのニュースで報じられたのだ。彼は会社社長になっていたが、親会社倒産の煽りを喰らって連鎖倒産と言う憂き目に会っていたのだ。
  • 満足度★★★★

    話は説明通りでありました
    開演前説明で作品時間=1時間15分は短く思ったが、なかなかに濃密な内容であり面白く楽しめた作品でした(^^)。

    ネタバレBOX

    (わりと駄目系な(-_-;)社会人となった主人公が振り返る。団地で結成していた防衛隊(=タイトルのヤツです=戦隊もの風な5人(^^)の生き様を、時を行き来して描いた少し不思議(SF)系な物語。 主人公ら自身が過去を振り返ってモノローグを入れるので、話が大変わかり易いものとなっておりました。
  • 満足度★★★★★

    登米裕一は禍福があざなわれた人生という奇なものを相変わらず描き続ける。/約75分
    「東益平7丁目団地防衛隊」。。。

    観終えた後、このタイトルが甘く、酸っぱく、ほろ苦く、いろんな味を帯びて胸に沁みてくる素晴らしい人間ドラマでした。


    それにしても、演劇学校の卒業公演だってのに、皆さん演技うますぎ。
    「公演の主旨を考えてもっと初々しく演じなさいな」って言いたくなるほどに(笑)。

    ともあれ、どの役者さんも、それぞれの役に付与されたビミョーな個性をきっちり表現されていてお見事でした。

    アイドルソングに合わせて一同がハジけて踊る合間合間のダンスシーンがとても効いていた。

    ネタバレBOX

    大人になってそれぞれの道を進む幼なじみの男たち。
    彼らが同じ団地に住む子供だったころ結成した「防衛隊」がいちばん強かったのは、そしていちばん固い絆で結ばれていたのは、子供時代だったのか、それとも…

    そんなことを考えさせられました。

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