満足度★★★
青山劇場はこれが最後かな…
青山劇場の舞台装置をフルに使った演出が見ごたえありました。
舞台全面にある24基の小セリをフル活用したパズルのような転換が、冒頭にある怒涛のダイジェストにスピード感を持たせていました。
また、舞台がスライドすると、今度は盆が登場。配置されたシーンセットを回転木馬のように転換して物語が進行するので見飽きません。
青山劇場へ来る度に、これが最後かな……と思いながら拝見していますが、ほんとうに迫力のあるいい劇場だなと改めて感じました。
なくなってしまうのが惜しいです。
お目当ての小林大介さんは兼ね役が多く、ちょこちょこ登場していたので探す楽しみがありました。いいお役も務めてらっしゃって、うっとり。
行くのを渋っていたことが嘘みたいに満足しました。