舞台『ガラスの仮面』 公演情報 舞台『ガラスの仮面』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.9
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★

    漫画の世界
    漫画の世界そのまんまでした。特に舞台美術が素晴らしかったです!漫画を舞台化した!という意味では完璧だったと思います!キャストのビジュアルも漫画に似せているので一階後列からでも衣装髪型と雰囲気だけで何役なのかわかりました。が、マヤと亜弓さんの主要キャストがあまり似てないのが逆に気になってしまいました。見所は「毒」と言われていましたけど、演技の見所というより笑いの見所でしたね(^_^;)テンポが早く、とてもまとまっていたのですが、ラストに明確なオチが欲しかったです。未完の作品なので続きがある終わり方なのは理解できるのですが…。

  • 満足度★★

    詰め込み過ぎた
    長い原作の内容を急ぎ足で紹介していくお芝居…という印象でした。
    よくここまで詰め込んだなと思う一方、一つ一つのエピソードが希薄になってしまい、感動もダイジェストになってしまった気がします。
    連れは原作未読だったため、早過ぎてよく分からなかったと言っていました。
    貫地谷しほりさんやマイコさんなど役者さん達の熱演は素晴らしかっただけに残念です。

  • 満足度★★★★

    貫地谷しほり、マイコの熱演!さようなら青山劇場!
    「ガラかめ」は、さいたまで上演された蜷川演出×青木豪脚本の舞台で鑑賞済み。
    今回の、貫地谷しほり、マイコの熱演、
    特に本人のキャラクターとは違うマイコがいい!
    そして『劇中劇』の完成度が高く盛り上がるし見せ場として成立しています!
    それ以外に全体的にはやはり"長編"である原作の上辺をなぞった感じは免れず、
    中心となる登場人物たちの内面に肉薄するところまでは及びません。

    なお、青山劇場の特長でもある舞台装置(せり上がり?)を有効に活用。
    青山劇場は2015年1月23日閉館。
    さようなら青山劇場!

  • 続きを!!
    斬新なOP、そして梅の谷までのストーリーがとてもスピーディーな大運動会。
    続編を期待させる豪華な舞台でした。青山劇場のありとあらゆる設備もフル活動な感じで、見応えありました。アンサンブルさんたちの各約15役も素晴らしいが、コニタンのお姫様抱っこには無条件で萌え。
    お願いなので、続きを!その前に美内先生、続きの漫画を!!

  • 満足度★★★

    青山劇場はこれが最後かな…
    青山劇場の舞台装置をフルに使った演出が見ごたえありました。
    舞台全面にある24基の小セリをフル活用したパズルのような転換が、冒頭にある怒涛のダイジェストにスピード感を持たせていました。
    また、舞台がスライドすると、今度は盆が登場。配置されたシーンセットを回転木馬のように転換して物語が進行するので見飽きません。

    青山劇場へ来る度に、これが最後かな……と思いながら拝見していますが、ほんとうに迫力のあるいい劇場だなと改めて感じました。
    なくなってしまうのが惜しいです。

    お目当ての小林大介さんは兼ね役が多く、ちょこちょこ登場していたので探す楽しみがありました。いいお役も務めてらっしゃって、うっとり。
    行くのを渋っていたことが嘘みたいに満足しました。

  • 満足度★★★

    舞台の出来映えでは蜷川版が圧勝なれど
    「ガラスの仮面」は、私を稀代の演劇ファンと知る友人から、何度も読破を勧められた作品ですが、どうも、第一線の演劇評論家の娘として生まれた身として、日本の演劇事情とかけ離れた設定に鼻白む思いがして、未だに一度も原作を読んだことはありません。

    ですが、以前、さいたまで上演された、蜷川演出、青木豪さん脚本の舞台は、圧巻でした。

    今回の舞台は、G2さんの脚本、演出なので、良くも悪くも、一般大衆向けな作品に仕上がっていて、そのため、原作ファンにとっても、原作を知らない観客にとっても、薄味の舞台になっていた気がします。

    特に、1幕前半は、これまでの解説に終始し、舞台作品としての醍醐味が希薄でした。
    2幕は、舞台セットの不具合点検により、何と1時間近く開幕が遅れ、逆に開幕の期待感が高まったせいか、ストーリー展開にのめり込む部分もありましたが、どうも出来の良い学生演劇レベルの舞台だったという印象は拭えませんでした。

    でも、貫地谷さんのマヤは期待通りでしたし、原作ファンの感想を小耳に挟んだところによれば、マイコさんの亜弓と、一路さんの月影先生も、イメージ通りだったようで、評判上々でした。

    このキャストで、蜷川演出、青木豪脚本の舞台なら、さぞかし良かったのではと感じました。

    二幕の開演遅れを、最初、場内アナウンスのみで、3回も待ったを掛けたせいで、怒号を発する男性客がいましたが、ようやく、松竹の方が、壇上で説明したところ、最後には、観客全員が温かい拍手で、それに応じて、我慢の足りない男性客を無言で諌める形となり、改めて、演劇ファンというのは、ありがたいものだと、感嘆しました。

    そんな事情もあって、演劇を題材にした、この作品、内容的な満足度は、低かったものの、+〆作用で、満足度はアップしました。

    ネタバレBOX

    マヤに取り入り、演技を盗む新人女優役の内田さん、マヤを苛める先輩女優役始め、随所で活躍する松永さんの演技が、愉快でした。

    紫の花の人、小西さんは、原作を知らない自分には、とても適役と映りました。

    昔から、注目している小林大介さんも、渋みが加わり、更に素敵な役者さんに成長されたなあと、感慨深い思いがしました。

    一路さんの月影先生の風貌が、「エリザベート」のトートと重なり、往年の宝塚ファンの方にとっても、思わぬプレゼント効果があったのではと思いました。
    若かりし日の月影先生の「紅天女」の劇中劇は、まるで、昔の松竹映画を彷彿とさせ、さすが松竹作品と、一人、受けてしまいました。

    劇中劇の「ふたりの王女」って、内容が、まるで、アナ雪のようで、こちらにもビックリでした。
  • 満足度★★★

    舞台装置すごいね
    久しぶりな青山劇場。隣の円形は何度も足を運んでいるのですが。で、思い出しました!青山劇場のセリや回り舞台や…ぐるぐるしたり移動したり…目まぐるしく面白かった。こういうことできるのって大劇場ならではだと思うし。2F席から観たから特にそこに目が行きました。内容はもう知れていることなので、、、兎に角舞台の転換が漫画を読んでいるようでした。役者さんたち1歩でも間違えたら奈落へ行ってしまうよね。とハラハラもしちゃいました。月影先生は漫画からそのまま飛び出したといえるくらい本物でした(笑)

  • 満足度★★

    ダイジェスト?
    う~ん。今回のガラスの仮面は、脚本の段階からテーマを絞り切れていなかったのかな?というのが率直な感想です。
    劇中のセリフのほとんどは解説に終始していて、劇中劇の見せ所がなかったのが残念。
    短い時間に長いストーリーを詰め込みすぎたためか、早送りのダイジェストを見ているようでとても慌ただしかったです。
    原作を知っている人にとっては、既に知っていることを延々と解説されているだけですし、知らない人にとっては、展開が早すぎてストーリーについていけなかったのではないかと思われます。
    個人的には、「マヤと亜弓の対決」などの明確なテーマを描いたほうがよかったのではないかと思いました。
    ストーリーだけなら★1つというところですが、部分的には楽しめたところもあるので、おまけで★2つにしました。

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