満足度★★★★
骨太な物語戦時下でも描くことをやめなかったある画家の物語。 彼の友人たちや彼の妻、若い画学生など、登場人物それぞれの輪郭が鮮明で、どういう行動が正しかったのか、などという安直な評価ではくくれないそれぞれの葛藤を描いていく。 画家が描こうとしたもの、画学生が描きたかったもの、それぞれにそれぞれの真実があるのだろう。 見応えたっぷりの骨太な作品だった。
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2014/07/31 00:13
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