満足度★★★★
無題1175(14-223)
14:00の回(曇)。13:32受付、開場。
木製の椅子が3つ、じょうろ、天井から鉢植え(逆さまに)。
15:36前説(飲み物可、60分)、14:02開演..オレンジの傘、「あめふり(北原白秋)」..、強い雨、セミの声、~15:02終演。
ENBUの公演は何回か観たことがあり、阿部さんは「昼下りの岸田(2013/7@王子)」の卒業公演が初めてで、本作が5作目。岡本さんは時々自動の「生れて初めて出すフォルテ(2014/6@せんがわ)」からで2作目ですが、ミュージシャンと役者なのでずいぶん違った印象。岡さん、前田さんは初めて。
とても繊細な雰囲気を持っていて、この世代の女性らしいものなんだろうな、と思いました。特に岡さん(さく役)の存在が異質というか異色で好印象。
白地に水色が点在する背景、ライトが当たると淡い影をつくっているのが雨上がりの空を思わせてくれました。
終盤、倒れたとき(2回目)、作家はどちらを選択するのだろう、と思って観ていました...終わってしまうのか...続けるのか。再生..この結末でよかったと(個人的に)思うのでした。