満足度★★★★★
予定外にリピート
未完の作品のその先を書くものだと思っていたが
それだけではなかった。
山崎彬さんの解釈の面白さ。
原稿用紙を模した床に水屋、箪笥、昭和の雰囲気の舞台美術。
薄暗い照明にスモークが焚かれ昔の記憶を辿るような。
この空間だけでもワクワクしていたのに
あんなところが開くなんて。
鉛筆を走らせる音…背を向けて座ってる男。時折酒を飲みながら何か書いている。
この時の酒瓶の位置も好き。
美術、衣装、音楽、照明、舞台効果のあらゆるものが
とても好きな作品でした。
正直、最初は何かわからぬものに圧倒されて
何を観たのか?戸惑い混乱していた。
けど知らぬ間に涙が流れていたのは初めての経験。