満足度★★★
戦争を巡る物語ではなくひとりの青年の心情を綴った私小説的な物語でした。社会派と呼ばれる作者の作品でしたが、昨今のきな臭い題材ではなく、あくまでも個人の心の中の問題で戦争に行くことは、自己表現の手段でしかないように見えました。戦場で出会った女性の話し方が宗教にかぶれた人のようでどうにも気味が悪かったです。最前列での観劇でしたが、舞台が上下に分かれているためできれば少し後ろの全体が見渡せる位置での観劇がおすすめです。
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2014/06/30 14:16
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