満足度★★★★
イメージの万華鏡
と言っても、視覚イメージの話ではない。
舞台は極めて簡素である。
素舞台に等しい空間で演じられるシュールでぶっ飛んだ展開に、
観客は想像力を刺激させられ、その幻想的時空間を共有することになる。
その在り方が、非常に特異な舞台だった。(詳しくは「ネタバレ」に)
「演劇」という構造自体は何も壊れていないし、逸脱もしていないので、本質的にはアヴァンギャルドだとは思わないが、「演劇」内部での文法はかなり破綻していて、そういう意味ではアヴァンギャルド。
技巧的アヴァンギャルドとでも言おうか。
正直、舞台自体の満足度は☆3だけれど、
その方法論の新奇さや今後の可能性も含めて✩4にしました。
役者さんたちも、とても良かった。
2014/05/31 09:09
2014/05/30 22:44
また素晴らしい劇団を紹介してくださり、ありがとうございました。
こんな演出方法、他で観たことないですよね。
それも、「誰々に似ている」という感じがしないのが凄いですよね。
おそらく、作・演出の三宅さんがご自身で(劇団員と)試行錯誤しながら作っているからの賜物ですね。
まだお若いというのも、今後、更に更に変化する可能性があって、本当に末恐ろしいです。
今後の活動にも目が離せませんね。
今度、またゆっくりお話ししましょう!ありがとうございます(^^)