心の隙間を埋めた相棒
「推定容疑者」は、それ自体、仮説である。
「平均顔プログラム」が作成され、輪郭や 目鼻立ちが近しい市民を「推定容疑者」なるレッテルに指定すれば、暮らしに支障がでる。
市民ではなく、政治家の「平均顔」を作成し、訴えている政策を政治グループごとにジャンル化できないか、この研究を進める機関がある以上、「空想」の域を超越したテーマだろう。
その「ひらめき」を、自転車のハブのように多岐にわたりディテールする集団が、まさしく この劇団である。
演劇のみならず、電子小説化、電子漫画化、ネット配信の映像化、音楽配信を 順次、公開する予定らしい。
このメディア戦略は、上記の「推定容疑者」なる「ひらめき」に依存しており、実はハブの全部品が錆び付いていたため、1メートルも走行できなかったということに なりかねない。
「推定容疑者」という単語が、魅惑が、リアリティが、観客の心を掴めるか。それがキーである。
追記あり