真夏の夜の夢 公演情報 東京オレンジ「真夏の夜の夢」の観てきた!クチコミとコメント

  • 即興。その場で生まれる。
    誰もがかつてはごっこ遊びをした事があるでしょう。それを大人になっても続け、突き詰めたのが彼ら。だって、playですから。その日ごとに完成品の内容はまるで変わります。スポーツの試合を観に行くつもりでどうぞ。勝ち負けだけでなく、経過を観るのが面白味。個人的には普段劇中でアドリブ芝居を観るのはあまり好きではありません。しかしこれはそれとは別物。
    本編は「ピクチャーズ」と名付けられたインプロ。「場所」だけがお題に出され、初めはみな同時にバラバラな何かを演じます。その後で個人ごとにフォーカスを当てて掘り下げて行き、最終的には全体の見え方が意義を持つようになる仕組み。まさかアレとアレが繋がるとは…!の連続。その場しのぎではなく、ちゃんと足元を固めて先に進んでいきました。
    そしてゲストゲームと称されたほうが、「真夏の夜の夢」。「シェイクスピアかな?」と思っていたものの、実は対して関係ありませんでした。日替わりゲストが扮する役柄が毎夜見ているらしい夢をインプロで具現化する、という形式。つまり、事前知識とか要らないので難しい事を考えず観に行きましょう。開演寸前まで客席にお題のアンケートを募り、それを元に作られていきます。あなたの思い付きが、舞台上で形になります。

    ネタバレBOX

    「真夏の夜の夢」。ちょっとしたモンスターだった、ゲストの野口かおるさん。彼女を主人公にして、相手役は観客の反応でその場で決めました。拍手の大きさで今日は山田氏に。二人の関係性もその場で客席から上がった意見で決めて、後は事前に回収したアンケートを使って進行させます。決まった関係性は「女性初の力士と、その師匠」。なんでそんなのを言う人がいるのかと思ったら、野口さんの着ていたTシャツにプリントされていたのが夥しい数の力士…。何処で売ってるんですか、そんなの!

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    2008/07/16 00:10

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