満足度★★★★★
無題1064(14-103) 「想稿・銀河鉄道の夜」
19:30の回(やや曇り)。会場に着くとシャッターが半分おりていて、18:50受付(整理券あり)、19:10開場。
コの字型の客席、やや斜めに長い白木のテーブルと椅子(6脚)、テーブルの向こうにも1脚。テーブルを挟んだ両サイドは床面と1段上がった作り、入口側は1段高くなったところから2列。テーブルには食事の用意。リンゴ、パン、ミニトマト、水差し、グラス、皿、フォークにナイフ、サボテン…違和感を放っているのは、手前にポータブルプレイヤー、LPが乗っています。奥にタイプライター。テーブル面をぐるっと、回っているのは1本の「レール」。天井から棚(照明が組み込まれています)が吊らされています。
19:28、下手、男が一人登場、続いて数名。19:30前説(90分、ここでめちゃくちゃ笑ってしまう)〜20:58終演。
ようやく、この作品を観ることができました。85年、「劇団21世紀FOX」による北村作品「月夜とオルガン(@旧タイニイアリス)」が初めてで、ここから小劇場に通い始め、「日曜日ナビはオルガンを弾いた」まで全て北村さん。この劇団が本作を上演したのは1994年のようで、その頃は芝居を観なくなっていました。
そこからも時が経ちました。
今もって原作は読んでいませんが、他の劇団で何作か観ていたこともあり、楽しく観劇できました。