満足度★★★★
二重のメタフィクション構造が好みタイプの異なる歴史小説家2人が紡ぎ出す幕末と明治の出来事。大河ドラマ3-4本分の内容(笑)に、各時代における女性の立場(地位?)を織り込んだかと思えば後半では作家と作品の関係なども浮上して飽きさせない。また、役者がモブを演じる時に羽織る黒いマントの「もう一つの使い方(=劇中劇内での“死”の暗示)」も妙案だし、劇中と現実の二重のメタフィクションという構造が好み。
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2014/03/11 07:28
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2014/03/15 20:40
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この度は演劇ユニット「クロ・クロ」第6回公演『絵空ノート』にご来場いただき誠にありがとうございました。
演劇ユニット「クロ・クロ」主宰の千頭和です。
以前「けつあごのゴメス」の飲み会でご一緒させていただきました。
終演後、きちんとご挨拶できず大変申し訳ありませんでした。。
劇中(舞台)と現実(客席)のメタ構造を使えるのが演劇の一番の醍醐味だと思い、毎回その要素を入れています。
既に使い古されている表現ではありますが、私たちは現実という舞台の上で、即興劇をやっているだけなんだなあと、良く感じます。その感覚を、より深くまで掘り下げて、お客様と共有して、共に考えて頂けたらと思い、毎回公演を行っています。
またどこかの劇場や、飲み会の席でお会いしたときはお声がけさせてください。
今後とも演劇ユニット「クロ・クロ」をよろしくお願い致します。
演劇ユニット「クロ・クロ」主宰 千頭和直輝