地獄篇 ―賽の河原― 公演情報 鬼の居ぬ間に「地獄篇 ―賽の河原―」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題979(14-018)
    19:00の回(曇)。18:31受付、開場。18:58前説(アナウンス)、19:06開演~21:04終演。こちらは初めてで「観たい!」にも書きましたように「Island」の津金さんがでていらっしゃるので観に来ました。

    当パンを眺めていると「賽」来場割引(=リピート)とあったり、使っているフォントが地獄風といいましょうか、そんな気になってきます。

    舞台は貸部屋の一室、「いい部屋」らしいのですが、1年中、陽が当たりそうもない陰湿なかんじ。一人の赤子の「死」が発する責め苦に満ちたこの部屋に呼び込まれた人々のもがき、慄き。ここで来ると...わかっていてもビビル演出。救いの入る余地などない閉じた世界が、薄暗い照明の中で蠢いているのがみえます。

    ネタバレBOX

    畳を拭き続ける姿をみて、以前読んだ本(孤独死などの後処理...)を思い出してしまうのでした。

    絵本作家が意外とあっさりやられてしまったのはどうしてでしょう...「救い」が「救い」になどならない(ここ、賽の河原では無力)ことをもっと強烈に描くこともできたのではないかなと感じました。

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    2014/01/26 21:34

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