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歴史いぜんの記憶―うむすな
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公演情報
山海塾「
歴史いぜんの記憶―うむすな
」の観てきた!クチコミとコメント
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アキラ(1498)
満足度
★★★★
この世の出現
戻らぬ時の中に、立つ。
そして、踊る。
ネタバレBOX
火・水・風・土の四元素が動き、反応し、この世が、むくむくと生まれていく様を表していく。
それは、歴史いぜん(以前)、いや、さらに神話いぜん(以前)なのか。
物質の出現だけでなく、精神的な世界の出現をも含む。
生まれ、死に、また生まれる。
それは輪廻のよう。
舞台の上にさらさらと流れ堆積していく砂。
「時間」を表すだけでなく、「戻らないもの」を同時に表しているのではないか。
その「刹那」「刹那」にわれわれはいる。
戻らぬ、時の流れ、世の流れの中に。
踊り手たちは、その時の中、空間の中でどこに立っているのか。
天児牛大は、どこに立つのか。
表現には、いつもと違う印象をいくつか受けた。
それは、「今何を踊っているのか」が一目瞭然だということ。
特に、「色」の使い方。鮮やかな色が「主張」する。
表現がストレート。
わかりやすい、とも言うかもしれない。
何か変化があったのではないかと思う。
ラストのカーテンコールの場面は、何度観ても、心が震える。
肉体とは残酷だ。どんなに鍛えても老いはある。
しかし、「老い」があることに意味があると思わせてくれる。
……ポスター買ってしまった(笑)。
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2014/01/23 07:18
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