満足度★★★
2014年の観劇始め番外編と銘打っているが、安定のほさかワールドだった。人は見たいものしか見ない。たとえそれが嘘と分かっていても。少女が見えない目で見つめていたのは正に自身の夢の国であり、それを与えた者さえもただの僕にすぎずその世界を共有するためにはただ与え続けるしかなかったのだ。嘘は人を縛る鎖なのか、他者を救う手のひらなのか。他者のための嘘のつもりが実は自分を守るためのものになってはいないか。そんな事を考えてしまう芝居でした。
ネタバレBOX
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2014/01/13 00:19
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