工夫はあったものの・・・
「第九」の歌詞や音に隠されたミステリーなどをひも解く何らかの試みがあると思いきや,ベートーヴェンが求めた音,訴えたメッセージを表現した新しいスタイルの音楽会とは,とてもじゃないけど言えない,何の目新しさもないありきたりな音楽会。肝心な音も,少人数の構成であるからやむを得ないとはいえるが,弱い!厚みがない!合唱団を含めて,アマだからやむを得ないと言えるが,やはりさびしい。まぁ,4人の声楽家はさすがとは言えるし,数年前に行ったG響(プロ?らしい)よりは,まともな演奏していたから良しとしますか。なお,舞台じゃないので,満足度の評価はしません。