満足度★★★★
もっとシンプルでも…元の古典は「左大臣が2人の子どもの性別を『取り替えたいなあ』と思ってほんとに取り替えちゃったらそれぞれ出世したが最後は元の性に戻った」という話。オリジナルをストレートに舞台化しても十分センセーショナルでインパクト大なのにそれを落語界に置き換えてからの構成がちょっと“複雑にし過ぎ”の感あり。創作落語を練る噺家が作中人物と会話しながら論理を展開することで役者陣のキレのいい江戸弁が醸し出す“時代の空気”を中断しているように感じた。
ネタバレBOX
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2013/12/15 01:26
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