満足度★★★★
妄烈キネマレコード「ぴかぴか」観ました
(→一本目「非!リア王」から続く)
妄烈キネマレコード二本立て公演の二本目。
こちらは、名古屋一満面の笑みが似合い過ぎる女優、澤井しおりによる作・演出。
mだ世界を見始めたばかりの少女と、世界の外からやってきた来訪者の、出会いと交流。
観客も彼女とともに、かつての、そしていまの自分を見つめなおす。
札幌ハムプロジェクト「パレパーレ星の新しい生き物」を思い出す、純粋な子供心の世界。
照明・音響も世界観を大事に構築。
役者陣もステキ。主人公は9才児にしか見えない。宇宙人がキレッキレ。
やや退屈な流れもあったけれど、大多数から好感を持たれるかわいい作品になったので、初手としては成攻でしょう。
実舞台で経験を積んで、もっとイケる作品になるといいなあ。仲間も発表できる場も持ってるし。
ひとつの団体で、ショーケース的な上演を行う意義を感じる二本立てでした。