満足度★★★★
誰も人の死と関わらずには生きていけない事を再実感
タイトルから「青春」まっさかりのようなものを想像してました。
一部把握しているキャストからも「若さ体当たり!」みたいな舞台なのかな、と。
そして実際観劇してみて思ったのは、本舞台は「青春の1つの節目」に
当たるものを描いているのかな、と。
笑いネタてんこ盛りながらひさしぶりに鼻をすすってしまう
(涙のせいで)という非常に良い舞台でした。
(パンフで脚本家の方が「10年前に書いた作品」と言ってましたが、
細かい部分を現代風にアレンジしている事もあり、
古さはまったく感じませんでした。)
※ ただしこれだけは【内容】の方に書かせてもらいます。
観劇される方は迷わず前席を取って下さい(時間通りに行けば多分取れるかと)。
はっきりいってもったいなすぎるのが、
舞台が客席側センターに向けて下る段差式で作られ
そこが演技のメインとなるのに対して、
客席の段差がなさすぎて3列目の自分ですらメイン部分での演者自体、
およびその表情がほとんど見えませんでした
(前の人が特に背が高いという訳でもないのに)。
多分、周りの多くの人たちも同様だったのでは?
序盤はそこに落胆したものの「観えない部分は想像力で補完しよう、
声で演技は分かるから(我慢しよう)」と思えるぐらいに
お話の良さに助けられたと思います。
舞台をあと50cm高く作ってたらなあ・・・
あるいは自分迷わず最前列取るべきだったかなあ・・・