期待度♪♪♪♪♪
「ラーメンを すする」姿に、人生を。
日本と韓国は、演劇を通した文化交流が盛んである。
2年ほど前、韓国の高校生たちによる「再会」の舞台を観劇させて頂いた。
「日本語訳の要旨ペーパー」こそ配られたが、高校生たちの動き・表情だけでもメッセージ性は十分伝わってくる。
今夏にはケンブリッジ大学公認の劇団が来日し、東京芸術劇場で公演を行った。
一方、草の根・演劇交流の中心は伝統的に東アジア地域で あって、 今回も その一環だと思う。
小劇場の名作・『小町風伝』を、韓国からやってきた劇団は いかに調理するのか…。
ラーメンを すするシーンは なくてはならない。
それが屋台の酔っ払い だとすれば、世界観の否定だろう。
老婆の人生を写し出す、極めて文化的な描写が求められるのだ。