「伽羅倶璃」-カラクリ- 公演情報 護送撃団方式「「伽羅倶璃」-カラクリ-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    2時間10分程度
    席がだいぶ狭かった。

    たまにしかこういう舞台を観ない人ならともかく、
    しょっちゅう小劇場を観る人にはこういうのは相当辛いッス。

    上演時間の長さを考えると、客席を広くとるか、
    逆に上演時間を減らすかの二択ではないかと。

    キツめのデニムとか履いていけないし・・(汗

    ネタバレBOX

    途中、もう少しはしょっても良いのではないかとも思った。

    当日パンフに相関図が載っていたのだけれど、2~30分くらいで大体の人物関係が整理できてから、こことここは端折っても良いのでは、あるいは、ここはもう少し引き延ばしても良いのでは?と思ったりした。

    関係の描写が形式的だから、
    一見複雑な構造に見えて説得力が感じられない。

    途中、物語のリズムが上がることをアピールするために
    ダンスシーンを入れたことは面白いと思ったりした。

    ゲストの登場は、物語に笑いが少ないと思っていた所だけに自分にはとても良かった。

    自分の眼には「完璧な劇世界」という感じではなかった気もしたので、
    もう少しこんなお気楽な笑いが満ちていても良いのではないカナ、と思ったりもした。

    題材は(一部)近松。自分には大阪の至宝でもあるように見えて、
    それを現代の東京の言葉で舞台上で表現するのにも多少違和感があっただけに、
    もう少し全体を整理したうえでシンプルに掘り下げる必要があったのではないカナ、という気もしたり。

    舞台の脚本を書く人には、
    三国志のような相関図が作れれば三国志が書ける訳ではない、ということを感じてほしい。

    設定を減らしても間が持つ脚本・演技を求めたい気が。

    0

    2013/10/02 00:25

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大